フィッシング対策協議会によると、同協会に寄せられた2019年10月のフィッシング報告件数 (海外含む) は8034件で、9月の6218件から1816件増加した。6月と比べると2倍以上に増加している。
(出所:フィッシング対策協議会)
特に、AmazonやApple、金融機関をかたるフィッシングの報告が増えているという。また、ショートメッセージ(SMS)によるフィッシング(スミッシング)の報告も増えており、金融機関をかたるフィッシングではSMSによるフィッシングも確認されている。
フィッシング以外では、Apple製品の当選通知を装う偽メールを送り、有料サービスを契約させる事例が発生している。
同協会は、ログインを促すメールやSMSを受信した際は、正規のアプリやブックマークした正規のURLからサービスへログインして情報を確認するよう注意を呼びかけている。