10月16日、ドイツの4大送電事業者Amprion、TeneTT、TransnetBW、50hertzは、2018年度にドイツの一般消費者が負担する再生可能エネルギー賦課金について、
2017年6.880ct/kWh → 2018年6.792ct/kWh
と、前年比1.3%減になる旨を共同発表した。
《原文より抜粋》
Die vier deutschen Übertragungsnetzbetreiber 50Hertz, Amprion, TenneT und TransnetBW haben heute die EEG-Umlage für das Jahr 2018 veröffentlicht. Sie beträgt 6,792 Cent pro Kilowattstunde und ist damit 1,3 Prozent niedriger als im Vorjahr (2017: 6,880 ct/kWh).
ドイツにおけるこれまでの再エネ賦課金単価の推移は、下のグラフの通り。
2018年におけるドイツの標準家庭(年間消費量3000〜4000kWh)向け電気料金の負担増は、下記の通り、年間2700〜3600円くらいになる計算。
6.792ct/ユーロ×3000〜4000kWh/1家庭×132円/ユーロ ≒ 2690〜3586円
但し、円ベースでの金額は為替レートで変動するので、あくまでも冒頭のようなドイツ国内でのユーロベースでの動向を注視していくべきだ。
(NPO法人社会保障経済研究所代表 石川 和男 Twitter@kazuo_ishikawa)