パーソルキャリアが運営する転職サービス「DODA(デューダ)」はこのほど、2017年10月の転職求人倍率を発表した。
10月の転職求人倍率は前月比0.11ポイント低下の2.25倍となった。求人数は前月比104.0%、前年同月比118.4%となり、2008年1月の調査開始以来の最高値を更新した。転職希望者数は前月比109.0%、前年同月比131.9%だった。
業種別では、「IT/通信」(5.58倍)の求人倍率が最も高く、次いで「メディア」(2.65倍)、「サービス」(2.58倍)と続いた。職種別では、「技術系(IT/通信)」(7.04倍)の求人倍率が最も高く、次いで「専門職」(6.35倍)、「技術系(電気/機械)」(4.11倍)となった。
(出所:DODA)
転職求人倍率は、ホワイトカラー層を中心とした転職マーケットにおける需給バランスを表すもので、DODA転職支援サービス登録者(転職希望者)1人に対して、中途採用の求人が何件あるかを算出した数値。