杉山宣嗣写真展「部族の肖像 TRIBE@PAPUA NEW GUINEA」 が、キヤノンギャラリー銀座で4月28日から5月11日まで開催される。札幌は6月9日〜6月21日まで、名古屋は6月30日〜7月13日まで。
一部の都市部を除いて水道も電気もないエリアがまだ存在するパプアニューギニア。赤道にほど近い位置にあるにもかかわらず灼熱の熱帯雨林だけでなく、3000~4000m級の山脈が連なっている高地も存在する。そんな大自然の中、ヨーロッパ、アメリカからとても遠く険しい土地柄、外国からの文化の流入が少なく、昔ながらの生活様式そのままで暮らす人々がまだ多く存在する。
チャーター機でしか行けない場所も多く、宿泊施設も多くはない。広告・ファッションの分野で活躍し、書籍版写真集はもとより、アプリ写真集、電子書籍写真集などを時代に先駆けて発表してきた写真家、杉山宣嗣が、最後の秘境と言われるパプアニューギニアでウイッグメンやマッドメンの住まう山岳地域、アマゾンのような熱帯雨林のセピック川流域、かって日本軍の一大拠点にもなったラバウル近くの海辺の地域などの部族を撮影した。
一切の意図的な要素を含まず被写体と向き合い、写真の原点とも言える肖像写真を高精細の写真機により捉えたリアル・ポートレイト。 克明に写し出されたその肖像からは部族の生活や意識を垣間見ることができる。
写真展開催に合わせて、Amazon Kindleで電子写真集も発売される。
写真展特設サイト:http://nsp-jp.com/tribe
■キヤノンギャラリー銀座
東京都中央区銀座3-9-7 トレランス銀座ビルディング1F
■キヤノンギャラリー札幌
札幌市中央区北3条西4-1-1 日本生命札幌ビル 高層棟1F
■キヤノンギャラリー名古屋
名古屋市中区錦 1-11-11 名古屋インターシティ1F