マネックス証券はこのほど、個人投資家を対象とした相場環境に対する意識調査を実施し、その結果をまとめたレポート「MONEX 個人投資家サーベイ 2015年10月調査」を発表した。
「上昇すると思う」と回答した割合から「下落すると思う」と回答した割合を引いた今後3ヶ月程度の世界の株式相場に対する見通しDIは、日本株は前月比12ポイント低下の26、米国株は同4ポイント上昇の42、中国株は同7ポイント上昇の-51となった。
今後3ヶ月程度の米ドル/円相場の見通しについて、円安・ドル高を見込む層は46%となり5ポイント低下した。一方、円高・ドル安を見込む層は23%で前月より1ポイント上昇した。
個人投資家にIPOへの関心を尋ねたところ、6割以上が関心をもっていることが分かった。特に、20代の約85%が「興味がある」と回答し、若い層においてIPOへの関心が高い様子が伺える。
また、半数以上が過去にIPOの申込経験があり、そのうち約65%がIPOに当選したことがあると答えた。IPOに申込経験がある個人投資家のうち「6回以上申し込んだことがある」と回答した割合が最も高く、一部の個人投資家は熱心にIPOに申し込んでいることが分かった。
調査は、2015年10月2日〜10月5日にかけて、マネックス証券に口座を開設している個人投資家881人から回答を得た。