インテリジェンスが運営する転職サービス「DODA(デューダ)」はこのほど、2015年9月の転職求人倍率を発表した。
9月の転職求人倍率は前月比0.05ポイント減の1.21倍となった。求人数は前月比0.8%増、転職希望者数は同4.8%増だった。求人数、転職希望者数ともに2008年1月の調査開始以来、最高値を更新したものの、転職希望者数の増加幅が大きく、転職求人倍率は低下した。
(出所:DODA)
業種別では、「IT/通信」(2.60倍)の求人倍率が最も高く、次いで「メディカル」(1.62倍)、「サービス」(1.49倍)と続いた。職種別では、「技術系(IT/通信)」(3.09倍)の求人倍率が最も高く、次いで「技術系(建築/土木)」(2.23倍)、「技術系(電気/機械)」(2.06倍)となった。
転職求人倍率は、ホワイトカラー層を中心とした転職マーケットにおける需給バランスを表すもので、DODA転職支援サービス登録者(転職希望者)1人に対して、中途採用の求人が何件あるかを算出した数値。