メルセデス・ベンツ日本は10日、マイバッハ Sクラスのラインアップに右ハンドル仕様の「マイバッハ S 550」と四輪駆動モデルの「マイバッハ S 550 4MATIC」を追加して発売した。
「メルセデス・マイバッハ S 550」と「メルセデス・マイバッハ S 550 4MATIC」は、最大出力455PS、最大トルク700Nmを発生する4.7リッターV型8気筒ツインターボBlueDIRECTエンジンに、9速AT「9G-TRONIC」を組み合わせた。ミリ波レーダーセンサーとステレオマルチパーパスカメラによる、車の周囲360度をカバーする複合的なセンサーシステムから得られたデータを高度なアルゴリズムで解析することにより、先行車両、横切る車両、後方車両、対向車、歩行者などを検出し、状況を判断して、アクセル、ブレーキ、ステアリングを自動でアシストする「部分自動運転」を実現した。
装備面では、先行車との車間距離を適切に維持しながら設定速度の範囲内で追従する「ディストロニック・プラス」や、ドアミラーの死角範囲をモニターして危険性を警告する「アクティブブラインドスポットアシスト」、走行車線からの逸脱をドライバーへ警告する「アクティブレーンキーピングアシスト」などを含む先進の安全運転支援システム「レーダーセーフティパッケージ」を標準装備する。
価格は、「マイバッハ S 550(右ハンドル仕様)」と「マイバッハ S 550 4MATIC」ともに2200万円。