8月転職求人倍率は1.26倍、求人数が過去最高更新


インテリジェンスが運営する転職サービス「DODA(デューダ)」はこのほど、2015年8月の転職求人倍率を発表した。

8月の転職求人倍率は前月比0.07ポイント増の1.26倍となった。求人数は前月比4.3%増、転職希望者数は同1.3%減だった。お盆休みや夏期休暇の影響を受けて転職希望者が減った一方、求人数は2008年の調査開始以来、9ヶ月連続で過去最高を記録した。


(出所:DODA)

業種別では、「IT/通信」(2.62倍)の求人倍率が最も高く、次いで「メディカル」(1.71倍)、「サービス」(1.58倍)と続いた。職種別では、「技術系(IT/通信)」(3.09倍)の求人倍率が最も高く、次いで「技術系(建築/土木)」(2.34倍)、「技術系(電気/機械)」(2.20倍)となった。

転職求人倍率は、ホワイトカラー層を中心とした転職マーケットにおける需給バランスを表すもので、DODA転職支援サービス登録者(転職希望者)1人に対して、中途採用の求人が何件あるかを算出した数値。