eワラント証券は、10月に予定されている日経平均の銘柄入れ替え予想を7月31日に発表した。
追加候補は、オリエンタルランド(4661)、リクルートHD(6098)の2銘柄。除外候補は、日東紡績(3110)、日本曹達(4041)、北越紀州製紙(3865)の3銘柄。
同社は、現在の日経平均の構成銘柄は素材セクターの銘柄数が多く、消費セクターの銘柄が少ない状態が続いていることから、消費セクターから追加銘柄が選ばれ 、素材セクターから除外銘柄が選ばれることで、セクター間の銘柄数バランスの調整が行われると予想している。
追加候補には、消費セクターで日経平均に採用されていない銘柄の中から、日経平均に採用される銘柄の要件である高い市場流動性を保っている、具体的には「売買代金」が高く「売買高当たりの価格変動率」の低い2銘柄を挙げた。
除外候補には、素材セクターで日経平均に採用されている銘柄の中から、市場流動性の低い銘柄、 具体的には過去5年間の「売買代金」が低く「売買高当たりの価格変動率」の高い3銘柄を挙げた。
日経平均は毎年10月第一営業日に定期見直しによる銘柄入れ替えを行う。