野村證券は、個人投資家を対象に投資動向に関するアンケート調査を実施し、「ノムラ個人投資家サーベイ」を12月11日に発表した。
3カ月後の株価見通しについて、「上昇する」と答えた割合から「下落する」と答えた割合を引いた「ノムラ個人市場観指数」は前月比で5.8ポイント上昇し29.2となった。調査時の日経平均株価は17,590.10円と前回調査時を727.63円上回っていた。
3カ月後のアメリカドル/円レートの見通しについて円安ドル高を見込む回答比率は54.2%と、前月から6.5ポイント上昇した。内訳をみると、「5円程度」の円安ドル高を見込む割合が前月比で10.1ポイント増と上昇幅が最大となった。
NISA口座の開設状況について尋ねたところ、55.5%がすでに口座を開設していることが分かった。
（出所：野村證券）
NISA口座で投資した金額は、「80万円〜100万円」が43.8%で最も多く、次いで「0円〜20万円未満」が32.2%、「60万円〜80万円未満」が9.5%、「40万円〜60万円未満」が7.6%、「20万円〜40万円未満」が6.8%となった。
調査は、2014年12月1日〜12月2日にかけて株式投資経験のある個人投資家を対象に実施。有効回答数は1000件。