入社4年目までの若手社会人の残業時間は月平均約36時間であることが、レジェンダ・コーポレーションの調査で分かった。
「1~20時間」が28.4%、「21~40時間」が28.0%、「41〜60時間」が15.8%となり、「40時間」未満の残業時間が半数を占めた。また、「残業はしていない」「残業はできない」を合わせた割合は約1割だった。
男女別に見ると、男性は「21〜40時間」が30.4%、「1〜20時間」が20.4%、「41〜60時間」が19.3%だった。女性は「1〜20時間」が41%、「21〜40時間」が24.3%、「41〜60時間」が10.4%だった。
残業をする理由は、「自身に任される仕事量が多い」が61.6%で最も多く、次いで「残業時間帯に会議や準備等をしないと仕事が進まない」が31.2%、「仕事の難易度が高い」が25.1%、「社内の雰囲気だから」が18.5%、「賃金を少しでも増やしたいから」が13.3%と続いた。
調査は、2014年2月27日〜3月7日に実施され、2010年から2013年に新卒で入社した社会人443人から回答を得た。