MM総研によると、2013年の国内携帯電話端末の総出荷台数は前年比10.2%減の3929万台となった。スマートフォンの出荷台数は前年比3.7%減の2928万台で、総出荷台数に占めるスマートフォン出荷台数比率は前年比5.0ポイント増の74.5%に上昇した。
メーカー別出荷台数シェアは、Appleが32.5%で前年に続き首位を維持。2位はシャープで14.6%、3位はソニーモバイルコミュニケーションズで12.6%という結果となった。
同社は、キャリアによる過剰なiPhone優遇施策により、Androidスマートフォンとの正当な競争環境が形成されていないことと、フィーチャーフォンユーザーのスマートフォンへのシフトのペースが予想以上に早く鈍化していることが、2013年の出荷台数が低調となった主な要因であるとコメントしている。