インテリジェンスは、ビジネスパーソンを対象に休日に関するアンケート調査を実施し、その結果を発表した。
それによると、年間休日数の平均は124.0日で、そのうち通常休日が102.8日、夏季休暇が4.3日、年末年始休暇が5.2日、有給休暇が10.1日、特別休暇が1.5日という結果となった。
全56職種別の年間休日数は、「製造系-研究開発」が134.1日でトップ。「製造系-設計/開発」が134.0日、「営業系-MR(医薬情報担当者)」が133.0日と続き、上位10職種のうち4職種が製造系と、メーカーの技術職は休日が多いことが分かった。
夏季休暇と年末年始休暇の日数を見ると、最も多いのは両休暇とも「製造系-設計/開発」で、夏季が6.2日、年末年始が6.5日。「営業系-広告/メディア」「製造系-生産技術/生産管理」「企画・管理系-知的財産/特許」「製造系-研究開発」「営業系-メーカー」「企画・管理系-購買」などが上位に挙がった。
また、有給休暇の日数は、「金融系-ファンドマネジャー/アナリス」が14.5日で最も多く、次いで「企画・管理系-調査/リサーチ」が13.7日、「サービス系-スーパーバイザー」が13.1日、「システム系-ITコンサルタント」が12.6日、「金融系-投資銀行業務」が12.5日だった。この上位5職種の年間休日数は56職種中20位以下だったが、有給休暇は取りやすい環境であると考えられる。
特別休暇の日数は、トップが「システム系-ITコンサルタント」で4.8日。次いで「金融系-投資銀行業務」が3.8日、「サービス系-ツアーコンダクター」が3.7日、「金融系-ファンドマネジャー/アナリスト」が2.8日、「企画・管理系-調査/リサーチ」が2.7日だった。
この調査は、2012年3月10日〜3月11日の間、25歳〜34歳のビジネスパーソンを対象に実施した。有効回答数は5000件。