スバル、インプレッサ WRX STIを改良 4ドアに「spec C」を追加



富士重工業は3日、「インプレッサ WRX STI」シリーズに改良を施すとともに、4ドアモデルの「spec C」を追加した。また、4ドアと5ドア両モデルに「A-Line type S Package」を追加して同日に発売した。

インプレッサ WRX STIシリーズの改良では、新デザインの18インチアルミホイールをWRX STI、WRX STI A-Lineに採用した。従来の18インチアルミホイールに対して1本あたり220gの軽量化を実現し、走行性能を向上させた。

また、A-Line にメーカー装着オプションで展開していたプレミアムパッケージ(プレミアムタンインテリア&BBS製18インチ鍛造アルミホイール)を6MTモデルでも選択できるようになったほか、トランクガーニッシュをボディ同色とし、ボディとの一体感を高めた。

「spec C」は、レスポンスとトルクを強化した専用パワーユニットを搭載。リヤワイパーやリヤフォグランプなどを取り除き、17インチ仕様車では大型リヤスポイラーも外してリヤ回りの軽量化を図った。なお、17インチ仕様車はフルオートエアコンをメーカー装着オプション設定し、リヤ中央席にはヘッドレストと3点式シートベルトを追加した。

「A-Line type S Package」は、「A-Line」の特別仕様車「A-Line type S」をベースに、装備を見直しスポーティテイストをさらに高めたグレード。大型リヤスポイラーや専用バケットタイプフロントシート、フロアコンソールリッド&ドアアームレスト、BBS製18インチ鍛造アルミホイールを装備し、メーカー装着オプションとしてRECARO製バケットタイプフロントシート、brembo製17インチフロント対向4ポット&リヤ対向2ポットベンチレーテッドディスクブレーキを選択できる。

価格は「spec C」が332万8500円から、「A-Line type S Package」が341万2500円から。