ジョンソン・エンド・ジョンソンが実施した受動喫煙に関する意識調査によると、8割以上の人が職場での全面禁煙または分煙を希望していることが分かった。
職場の喫煙環境について尋ねると、「屋内・屋外に関わらず、勤務中は全面禁煙としている」が20%、「建物内全体を禁煙としている」が27%、「建物内に喫煙室を設け、煙が漏れないようにしている(分煙)」が25%と、72%が職場の喫煙環境を全面禁煙または分煙と回答した。
職場における受動喫煙による周りの非喫煙者の健康への影響について聞いたところ、全体の58%が受動喫煙の健康への影響を心配していることが分かった。 非喫煙者と喫煙者で比較すると、非喫煙者の65%が心配しているのに対し、喫煙者は36%にとどまった。
また、「職場でどのような喫煙環境を望んでいますか」と尋ねると、「建物内全体を禁煙とする」が26%、「屋内・屋外に関わらず、勤務中は全面禁煙とする」が24%、「建物内に喫煙室を設け、煙が漏れないようにする(分煙)」が30%と、81%が全面禁煙または分煙の職場を希望していると答えた。非喫煙者と喫煙者で比較すると、非喫煙者の85%が全面禁煙または完全分煙を希望しており、喫煙者でも69%が全面禁煙または分煙を希望していることが分かった。
調査は、2012年5月に主に屋内で働いている20歳以上の男女8000人を対象に実施した。