今シーズンの花粉症は若い人ほど症状が辛かったことが、ウェザーニュースの調査によって明らかになった。
今シーズンの花粉症の症状について尋ねたところ、「かなり辛かった」が9.0%、「辛かった」が20.6%、「やや辛かった」が32.5%となり、「辛かった」と「かなり辛かった」の合計は29.6%だった。
年代別にみると、10代では「辛かった」の割合が42.1%、20代では37.7%となり、若年層の35%以上が今シーズンの症状が辛かったという結果となった。他の年代と比較すると、年齢が高くなるにつれて症状が重い割合が減少しており、50代では「辛かった」の割合が22.3%と10代の約半分だった。
同社が、若い人ほど症状が辛くなる要因を病院に質問をしたところ、2つの要因が挙げられた。1つ目は、若い時に発症した人のほうがアレルギー反応が強いこと。2つ目は、50歳を過ぎると加齢現象としてアレルギー反応が弱くなる傾向があるため、花粉症の症状も軽くなると考えられるという。
花粉症の症状を男女別にみると、「辛かった」と「かなり辛かった」の合計は、男性が25.9%に対し、女性は30.3%となり、女性のほうが症状を重く感じている人が多かった。
調査は、2012年5月19日~5月22日の4日間、ウェザーニュースタッチやウェザーニュースの携帯サイトの利用者1万7139人を対象に実施した。