すららネットは11日、「小中高生の幸福度調査」の結果を発表した。
小中高生に「現在、あなたはどの程度幸せですか」と尋ねたところ、10段階評価で平均は「7.0」という結果となった。学校種別の平均は、小学生が「8.0」、中学生が「6.8」、高校生が「6.7」と学年が上がるにつれて幸福度が下がる傾向がみられた。また、性別の平均は、男子が「7.0」、女子が「7.2」だった。
幸せになるために有効なことは、「自分自身の努力」が72.3%でトップ、「友人や仲間との助け合い」が64.6%、「家族との助け合い」が39.6%と続いた。
将来の幸福度は、10段階評価で平均は「7.6」だった。学校種別の平均は小学生が「7.8」、中学生が「7.6」、高校生が「7.0」と学年が上がると将来の幸福度が下がるという結果になった。性別の平均は、男子が「7.3」、女子が「7.9」と女子の方が将来の幸福感が高かった。
また、将来の不安度について調査したところ、10段階評価で平均は「5.7」となった。学校種別では、小学生が「5.0」、中学生が「5.8」、高校生が「6.5」と年齢が上がるとともに不安度が上がった。性別では、男子が「5.8」、女子が「5.7」だった。
将来の不安感を判断する際に重視した項目は、「就職」が69.6%で最多となり、次いで「収入」が47.6%、「健康」が25.3%だった。
この調査は、2012年3月5日〜4月1日の間、小学1年生から高校3年生までの男女からeラーニング教材「すらら」のログイン画面で回答を得た。有効回答数は336名。